真夜中のシンデレラ★




それはお母様と言い合いになった
夜の事でした…


重々しい音を立て、目の前の
扉が開いた…


「ギィィィイ…」

(また此方に来てしまったゎ…)


私は部屋を見渡しながら、
何時もの場所に向かった…


何故か悲しい事があると
毎回この部屋に来てしまうんだ…

この部屋は 昔から使われてなく、
1番奥の部屋が私のお気に入りなのだ。

その部屋に少し汚いシンプルな
鏡があった…