「時奈は?彼氏とか居るだろ」
これ以上自分の話題で盛り上がるのにも
嫌気が指し、適当に時奈に振った。
時奈は「うーん」と何かを考えた後、
明るく笑いながら言う。
「この前、2万円もらっちゃった~」
時奈はブイサインを手でしながら
得意げに笑った。
「彼氏にもらったの?」
「んなワケないじゃん。カモだよ、カモ」
「カモ?」
「エンコー相手」
エンコー......えんこー......援交。
(エンコーって援交か!?え、援助交際の事か!?)
時奈は援交していたのだ。
つまりは援助交際。
見ず知らずの年上の男と遊ぶ事だ。
これ以上自分の話題で盛り上がるのにも
嫌気が指し、適当に時奈に振った。
時奈は「うーん」と何かを考えた後、
明るく笑いながら言う。
「この前、2万円もらっちゃった~」
時奈はブイサインを手でしながら
得意げに笑った。
「彼氏にもらったの?」
「んなワケないじゃん。カモだよ、カモ」
「カモ?」
「エンコー相手」
エンコー......えんこー......援交。
(エンコーって援交か!?え、援助交際の事か!?)
時奈は援交していたのだ。
つまりは援助交際。
見ず知らずの年上の男と遊ぶ事だ。