図書室にはあたしと結城の二人きり。どうすればいいのだろう。そう考えている間に結城が口を開いた。

「なあ、何覗いてんの?悪趣味だな。」

いつもの結城じゃない・・・

「な、んで?」

「あぁ?」

「だからなんでってきいたの!どうして?あたしのこと嫌いになっちゃった?」

我慢ができなかった。




「くすっ、俺はお前の事初めから好きじゃなかったけど?何勘違いしてんの?俺がお前みたいなブスあいてするわけねぇじゃん。」


そんな・・・、そんなこといわないでよ結城。いつもの結城はどうしちゃったの?