「あのね、あたし、結城に告白された時はじめはこんなやつ大嫌いなのにって思ってた。でもだめだった。あたしも結城がすきだった。でもね、結城とあたしが付き合うなんてマイナスになるだけなんじゃないかって思ったの。」 俺はなんでだよって思った。 「なんでマイナスになるんだよ!俺はお前が好きなのに!」 つい怒り口調になってしまった。花梨は泣いていた。 「ごめん」 花梨は首を横に振った。 「あたしこそごめんなさい。あたしは結城の夢をつぶしたくなかった。」