さすが、千里だね。
「じゃあ、私達はこっちに行くから。千里達は、向こうね?」
千里「ok!!」
千里は、ルンルン気分で向こうに行った。
その後ろを慧と淕が落胆しながら、着いていった。
「さてと。行こっか」
龍斗「うん~」
私達は、歩き出した。
「龍斗…ここってこんなに悪かったっけ…?」
龍斗「違う…」
私達は、街を見て絶句した……
なんか……
本当に呆れるんだけど……
ナンパしてるやつはいるし……
酔っぱらいもいるし……
はぁ……
やる気なくしてきた……
「ねぇ…もう、帰っていい?」
龍斗「だーめ!!」
龍斗のケチ……
プルル プルル
ん?私の携帯?
ーーピッ
「もしもし?」
「あー。私」
「千里?」
そう。千里からの電話だったの。
「どうした?」
千里「それがさ…さっき、男達が話してたんだけど……」
私は、千里の話しを聞いて驚いた。
千里の話しによると……
<夜、華桜って名のってる族がここに現れるらしい…>
華桜が…?
華桜って……
私達だけど……

