NO.1総長が男子高に!?<上巻>



「あなた、早く言いなさい!!!」


あ…


お母さん……


さすがにあなたは、キモい。


隣の龍斗を見ると…


やっぱり、引いてる……


そりゃ、引くよね。


いつもは、呼ばないのに……


急にそんな呼び方をするんだから……


誰でも引くよ……


「わかった。璃乃、怒らないで」


はい??


私が怒る話なの?


一応、聞こう。


「内容によってね」


親父は、なかなか話さない……


多分、私が怒る前提の話しだろうね。


そうじゃなかったら、話すもん。


なのに、話さないってことは……


そういう事だよね……


最悪……


「早く言って」


私がそういうと親父は、決意した顔になってこう言った。