NO.1総長が男子高に!?<上巻>



「冬は、嫌がってんじゃん」


冬は、嫌って顔してるし。


私が断るたびに冬が嬉しそうな顔をする。


爽「そうですね…」


京「多数決したら、ええやん!!」


多数決…?


爽「そうですね。じゃあ、リオを風月に入れてもいいと思う人は手を挙げてください」


爽の言葉で冬以外は、手を挙げた。


マヂ…?


こんなにいるわけ…?


最悪……


「あのさ…多数決しても意味ないぞ?」


どうせ、入らないし。


爽「せっかく、多数決したんですから…入ってくださいね?((黒笑」


あのよ……


爽くんよ……


私は、そんなんでビビらないから。


あんたより、腹黒の奴を知ってるからな。


「嫌だ」


私の言葉に皆がびっくりしてる。


爽「そんな人…初めてですね…」


曉「あぁ」


陽「ねぇー!なんで、冬はリオを仲間にしたくないのー?」


あれ?確かに……


私は、男の格好をしてるし。


女だとは、ばれてないはず。


なのに、そんなに嫌がるわけがわからない。


冬「…俺もわからない…」


はぁ?自分でもわかんないわけ?