チッ 逃げたし…… 私は、龍斗を追いかけようとしたが…… ーーガシッ 誰かに手を引っ張られた…… 多分、陽だろう。 私は、陽だろうと思って振り返った。 「は?」 いやいや。なんで、こいつが…? 陽だと思ってたのが…… まさかの…… 曉だった……