「苗字一緒のなんだから、普通わかるし」
陽「…僕達…」
爽「…龍斗の苗字を知りません…」
……………。
「マヂで!?」
(冬以外)風月「ぅん」
マヂか……
なんで、知らないんだよ!!!!
「友達なんだろ?知ってて当たり前じゃないのか?」
龍斗「リオ…友達じゃない」
「は?」
爽「あなたが来るまで、僕達は龍斗と話した事がありません」
……………。
話した事がない…?
「マヂで?」
爽「はい」
「なんで、話さなかった?」
龍斗「敵だから~」
と呑気な龍斗……
「確かに…敵かもしれないが…何もされてないんだから、ちょっとぐらいは喋れよ!!!」
私は、怒鳴った。
爽「僕達は、話そうとしましたが…龍斗のオーラが…」
オーラ…?
陽「近づくなって言ってたんだよー!!」
なるほど……
つまり……
龍斗のせいか……
「龍斗?」
私は、黒い笑みを浮かべながら龍斗に近づいた。
龍斗「ん?なぁに?」
龍斗……
可愛くいっても……
今の私には、聞かないぞ?
それを感づいたのか……
龍斗が屋上から、出ていった。

