in朝


ふぁ~


今、何時…?


時計を見たら……


10時だった……


10時!?遅刻ー!!!!


「ん…璃乃姉…?」


キュン


目を擦って私の部屋に入ってくる、龍斗が可愛い!!!!


「学校に行くんだよ」


ーーギュッ


龍斗が抱きついてきた。


可愛い~!!!


私は、強くギュッとした。


「まだ、いかないで…」


うるうる目&上目遣いで言ってくる龍斗……


そうなのです。


起きたばかりの龍斗は、甘えん坊なの♪


だから、私はいつもキュンキュンさせられる。


だって、可愛いし?


「わかった。いるから」


そういうとまた、眠りについた龍斗。


しかも、私の膝で……


まぁ。龍斗だしいいや。


ピンポーン


インターホンが鳴ってる。


でも、私行けないし。


無視っとこう。


ピンポーン


また、鳴ってる……


うるさい。


てか、鍵開いてるんだけど…?


龍斗、昨日閉めなかったの…?


でも、大丈夫か。


私、カツラ被ってるしな。