風鈴火山総長「では、裏表ゲームをしよう」
裏表ゲーム…?
あー。あれか…
風鈴火山総長「今から、俺が投げるコインが裏か表か当ててもらう」
「ふっ。いいだろう。でも、お前が投げるなよ?ここは…冬に投げてもらう」
風鈴火山総長「チッ」
こいつ…
不正しようとしてたな…
許せない…!!
冬「…俺…?」
「うん。悪いか?」
冬なら、大丈夫だろうし。
風鈴火山総長「ずるいぞ!!こっそりと教えてもらう気だろ!?」
本当にこいつは…
「俺は、汚ない手を使うのは嫌いだ。だから、そんなことをしない」
する理由がないし。
風鈴火山総長「はぁ…わかった」
溜め息つくなよ…
自分から、言ってきたくせに…
「さてと。やるか…冬、10円玉はあるか?」
冬「…ある…」
冬は、手を開いた。
そこには、10円玉が握られてた。
「さてと。殺るか」
シュッ
冬が10円玉を投げた。
パシッ
よし。見えた。

