爽「とにかく、出てみますか?」


「そうだな…」


ドンドン


今のは、グーで叩いたな…


てか、本当に誰だよ?


ドアが可哀想だろ?


ーーガチャ


しーん


やっぱり、風鈴火山だったのかよ…


「何のようだ?」


風鈴火山総長「迎えに来たのです」


「迎え…?」


私、迎えに来いなんて言ってないぞ?


それに、入るとも言ってない。


風鈴火山総長「俺達の後ろには、金沢組がついてるんですよ?」


ぴくっ


金沢組…?


あの汚ない手を使う…?


「ふん。それがどうした?」


金沢組なんて、私一人で潰せる。


風鈴火山総長「賭けをしようぜ」


賭け…?


「いいだろう」


陽「リオ!!いいの?」


よくないとは、思うけどな~


でもな…


「賭けを応じなかったら、負けになる。そんなのは、嫌だ」


全員「(あぁ…負けず嫌いなんだ…)」


風鈴火山総長「では、ルールを言います。これから、俺とあなたでゲームをする。俺が勝ったら、君はこっちの仲間だ。君が勝ったら…言うことを聞こう」


ゲームか…


「ふっ。いいだろう」


ゲームは、得意なんだよ。