バタン


私は、ドアを閉めた。


そして、寮の番号を確認した。


…確かに、私の部屋だ…


ーーガチャ


陽「何してるの~?」


陽が出てきて、私を部屋に入れた。


「…なんで、お前らがいるんだよ?」


陽「いたら、ダメなの~?」


「別にダメじゃないけど…」


どうやって、入ったんだ?


ピッキングをしたのか…?


犯罪だぞ…


爽「リオさん。お話があります」


「話し?」


早くしてくれよな…?


寝たいんだよ…


爽「実は、リオさんを狙っている族がいるんです…」


は?私を?


「私、男の格好してるんだけど?」


なのに、狙っているってな…


可笑しいだろ…


爽「それが…風鈴火山なんです…」


「またかよ…!!」


どんだけ、私を狙うんだよ…!!


諦めろよな…


爽「今日、迎えに来るらしいですよ…?」


「はぁ!?」


迎えに来る!?


なんで!?