NO.1総長が男子高に!?<上巻>




「なぁ…帰っていい?」


文句が長いんだよ…


私は、早く倉庫に行って寝たいんだよ…


龍斗「ダメ。あ…風月、璃乃姉のロッカー開けてなかった…」


チッ


開けてないのかよ…!!!


龍斗「何が入ってたの?」


「仕掛けをしてたんだよ」


私は、ニヤッと笑いながら言った。


龍斗は、予想どうりの反応をしてくれた。


予想どうりの反応とはね…


わからないって顔をしてるんだよ。


本当に面白い(笑)


「開けた途端に…音が鳴るんだよ」


龍斗「…音…?」


「うん。音。すごく、煩い音よ」


耳が痛くなるような…


ある意味、みんなに迷惑かけるけどな…


龍斗「それ…どうやって持ってきたわけ…?」


呆れながら龍斗が聞いてきた。


呆れてるなんて…


ひどい…


手に入れるの大変だったんだからな?