「とにかく、リオ来て」


龍斗……


怖いよ……?


皆、怖がってるよ…?


「わかった」


私は、龍斗について行こうとした。


でも……


ーーガシッ


「うわっ!!」


誰かに手を引っ張られた……


私は、手を引っ張た相手を見た。


「陽…?」


「どこ行くの?」


「龍斗についていくだけ」


「ダメだよ!!」


はい?なんで?


「龍斗は、族に入ってるんだよ?」


「うん。知ってるよ」


だって、兄弟だし。