NO.1総長が男子高に!?<上巻>



先生「私のお父様は、全国NO.1の財閥なのよ!!」


へぇ。そうなんだ?


それは、初耳だな。


調べとけばよかった…


てか、なんでみんな静かになったんだよ?


あ。そうか…


みんな、一般人だからか…


仕方ない。


「退学に出来ないと思うぞ?」


みんなが「え?」って感じで私を見る。


先生「…どういう意味よ…?」


「その前に…あんたがこの学校をやめることになるし」


また、私の言葉でみんなが驚く。


先生「ふん。そんなの無理に決まってるでしょう?私は、理事長に気に入られてるのよ?」


え…?


佑ちゃん…


趣味悪いな…


私は、こんなのを選らばないぞ?


「おい。佑ちゃん。聞こえたか?」


ーーガラッ


さっきまで、廊下で身を潜めていた佑ちゃんが教室に入ってきた。


なんで、廊下に隠れてるんだよ…?


入ってきたらよかったのにな…


佑「よっ!!」


先生「理事長~!!この子達、生意気なんですぅ~!!」


うわっ!!キモすぎ…


ブリッコしてるんじゃねぇよ…!!!


しかも、胸を佑ちゃんの腕にわざとくっつけてるし…


キモすぎ。


佑「あー。君、クビだから。生徒に手を出してるって聞いたぞ」


佑ちゃんの言葉に顔が青くなっていく先生。


笑えてくる(笑)