ふぅ。学校についた…


てか、この荷物…


どうしようか…?


佑ちゃんに渡すと、兄貴に渡るだろう…


それだけは、避けたい。


じゃあ、どこに…?


「おい。これ、ロッカーでいいのか?」


男達の話し声がたまたま聞こえた。


そうか。ロッカーか…


その手もあったな。


あ。別に、盗み聞きじゃないからな?


たまたま、聞こえたんだよ…


だから、私は悪くない。


私は、ロッカーに向かった。


あ。鍵が必要なのか…?


確か、ポケットに…


ガサゴソ ガサゴソ


チャリン


おっ。あった。


私は、ロッカーの鍵を取り出した。


「ロッカーって…意外とでかいな…」


私は、荷物を置いて一休みしていた。


その時…


「あー!!リオー!!」


ゲッ


この声は…


私は、声が聞こえた方を見た。


そこには…


風月のみんながいた。