「おい。何してる?」
周りの空気が凍りついたのがわかった。
爽「…リオさん?なんで、いるんですか?」
「お前らが遅いからだろ?てか、何?今の状況?」
冬が私のところにまで来て教えてくれた。
冬「爽と風鈴火山の総長は、幼馴染みなの。で、風鈴火山の総長が王冠を出せってうるさいから…爽がキレちゃった☆」
テヘッと笑う冬。
可愛い。
けど…
今は、どうでもいい。
我慢したら、いいだけだ。
風鈴火山総長「お前は、王冠を知っているか?」
「あぁ。知ってるさ」
私は、階段を下りて行った。
そして、風鈴火山の総長の前で止まった。
風鈴火山総長「本当か!?やっぱり、風月の仲間なのか!?」
なんで、風月って決めるんだよ…

