NO.1総長が男子高に!?<上巻>



「おい。何してる?」


周りの空気が凍りついたのがわかった。


爽「…リオさん?なんで、いるんですか?」


「お前らが遅いからだろ?てか、何?今の状況?」


冬が私のところにまで来て教えてくれた。


冬「爽と風鈴火山の総長は、幼馴染みなの。で、風鈴火山の総長が王冠を出せってうるさいから…爽がキレちゃった☆」


テヘッと笑う冬。


可愛い。


けど…


今は、どうでもいい。


我慢したら、いいだけだ。


風鈴火山総長「お前は、王冠を知っているか?」


「あぁ。知ってるさ」


私は、階段を下りて行った。


そして、風鈴火山の総長の前で止まった。


風鈴火山総長「本当か!?やっぱり、風月の仲間なのか!?」


なんで、風月って決めるんだよ…