NO.1総長が男子高に!?<上巻>



「ヒィッ 入って来てください」


(前っちが敬語になった!? byクラス)


ーーガラッ


私は、教室に入った。


「じ、自己紹介をしてください…」


「前岡 リオ。よろしく」


「え?それだけか?」


「文句ある?」


「な、ないです…」


「前っちー!」


誰かが、碧にぃを呼んだ。


「前岡って名字一緒じゃねぇ?」


ーーギクッ


そういえば……


忘れてた……!!!!


「あぁ。俺のい…弟だ」


おい。今、妹って言おうとしたよな?


後で、覚えとけよ?


それと、勝手に言ったしな。


「碧にぃ。後で、理事長室に来てな」


私は、笑顔で言った。


クラスや碧にぃの皆が顔を真っ赤にした。


そんなにキモかった…?


「////お、おぅ」


まぁ。碧にぃが理事長室に来るんだし。


いっかぁ。


「で、俺の席は?」


「窓側の一番後ろ」


「へーい」


まぁ。いいところか。


真ん中よりかは、いいか。


だって、真ん中って暑苦しいし。


それだったら、端の方がいいし。


私は、席に座った。


てか、私の周りいないんだけど…?


なんで…?


不登校とか…?