龍斗「じゃあ…一回だけでいいから…」 一回だけって… 乗り物とかに乗るんじゃないんだからさ… そんな言い方しなくてもいいんじゃない? 「無理」 龍斗「お願い!!」 龍斗は、涙を溜めながら私を見てきた。 てかさ… なんで、そんなに風月にこだわるの? 「龍斗は…風月の事を信じてるの?」 龍斗「信じてるって言うか…いいやつらだと思う」 「ふーん…」 龍斗がそんなことを言うなんて… 珍しい……