コンコン 「はい?」 龍斗「璃乃姉…」 ーーガチャ 龍斗が泣きそうな声で私の名前を呼んだから… 扉を開けた。 「入って。で、何?」 龍斗は、私のベッドに座った。 龍斗「なんで…風月の倉庫に行かないの?」 あ。甘えモードになった。 倉庫に行かない理由か… 「めんどいから」 龍斗「めんどいから…?それだけ?」 龍斗って妙に鋭いよね… 「はぁ…私は、華桜以外の仲間はいらないの。わかった?」 そういうと龍斗は、顔を歪めた。 龍斗… 私は、もうあんな思いをしたくないの。 だから… 仕方ないの…