NO.1総長が男子高に!?<上巻>



「とにかく、俺は寮に帰る。お前らは、そいつの手当てをしてやれ」


俺は、ボロボロの男を指差した。


曉「わかった。龍斗。王冠と今でも知り合いか?」


今でもってな~


間近にいるんだけど…(笑)


なんて、言えないし。


「あぁ」


曉「ありがとうと言っといてくれ」


そういい残して、風月は去って行った。


「変な奴ら…」


俺は、一言呟いてその場を去った。


プルル プルル


俺は、今璃乃姉の携帯に電話をかけている。


でも、さっきから聞こえるのは…


通信音だけ…


出る気配はない…