「璃乃!!!!ご、ごめんって~!!!」


ヘラヘラと笑って……


全然、謝ってない。


逆に私をキレさせてるよ……


バカ。


「私をからかった仕返しだ!!」


ーーバキッ


私は、かる~く佑ちゃんの腹を殴った。


「痛い…」


「ふん。私をからかうからだよ。てか、時間大丈夫なの?」


さっき、チャイム鳴ってたけど…?


「ハッ 今、何時!?」


佑ちゃんは、起き上がって時計を見た。


「ゲッ やべぇ…あいつに怒られる…」


あいつ…?


誰かな…?


ーーガチャ


「いつまで、待たせたら…気がすむんだよ!!!」


ーーボコッ


佑ちゃん。ドンマイ。


てか、誰…?


私は、佑ちゃんを殴った相手を見た。


「あれ?なんで、いるの?」


「ひどっ!!担任なんだよ」


「はぁ?」


いや。無理でしょう…?