冬side
こいつになら、話してもいいと思った。
あ。俺、こんな性格じゃないから☆
あとで、教えるよ。
「俺な…母さんがいたんだ。もう、いないんだけど…俺達家族は、4人家族なんだ…父さんと母さんとねえちゃんと俺。すごく、仲のいい家族だと言われてた。でも、あるとき…父さんが事故でなくなったんだ…車に引かれたんだってさ…信号無視をした車がいたらしく…その車に引かれたらしいんだ…母さんとねえちゃんは、泣き崩れた。俺も泣きたかったけど、泣けなかった。だから、1人で部屋に閉じ籠って泣いてたんだ…」
「それで?」
リオは、俺の話しを真剣に聞いてくれてる。