NO.1総長が男子高に!?<上巻>



私達は、“あれ”を羽織った。


その瞬間………


和田佑と華桜と名乗る奴等の顔が青ざめている。


ーーザワザワ


人「あれって…」


人「華桜の人しか持ってない…」


人「特効服だよね!?」


と人だかりの皆が騒ぎ出した。


「あのさ…なんで、俺らの真似をしてるか知らないが…やられてる身にもなれよな?こいつらが、昨日から機嫌悪いんだよ」


私は、慧達を指差した。


佑「す、すみません!!!華桜みたいになりたくて…」


「じゃあ、なんで華桜と名乗った?」


「下っ端が面白半分で…」


面白半分…?


「おい。俺らをなめてるのか?なにが、おもしろ半分だよ。そんなんで、俺らの名を名乗るな!!!」


私は、大きな声を出した。


みんなに聞こえるように。