てか、華桜って名乗ってる奴ら……


街のど真ん中で喧嘩するなよな……


てか、人だかりが出来てるし。


どうせ、華桜をみたいからだろ?


残念だけど……


その華桜は、偽者だけどな。


「おい。お前らが華桜か?」


私は、わざと挑発した。


人だかりが出来てたはずが……


私が通るために道を開けてくれた。


ありがたいな。


てか、むっちゃ周りの奴等に見られるんだけど…?


ああ。華桜に喧嘩売ってるからか……


「おい。てめぇ。誰だよ?」


「俺?さぁな。で、お前らが華桜なのか?」


「あぁ!!もちろんな!!」


「総長は?」


?「俺だ」


てか、総長……


どこから、出てきたんだよ……


?「俺らに何の用だ?」


「何の用?自分らでわかってるくせに(笑)」


私は、クスッと笑った。


私が笑ったら……


華桜と名乗る奴等が眉を寄せた。