翌朝、お姉さまたちの叫び声が聞こえて、飛び起きて急いで畑に出た
朝日はいつも以上にギラギラと照りつけていて、思わす目を細める
昨日の寒さが嘘のようだった
「ぃ…嫌……」
向こうで、アリカお姉さまとマリナお姉さまが、腰を抜かしているのが見えて、駆けつける。
「お姉さま⁉どうしましたか⁉」
お姉さまたちの目線を追っていくと…
「……ッ」
目の前には
昨日の猫が
無惨な姿で横たわっていた
「うっ…」
口を抑える
なんで…
一体誰がこんなこと…
死んだ猫の身体は
もう猫そのものではない
「ひどい…」
「…きっとお母さまだわ…」
マリナお姉さまが
震わせながら、やっと唇を動かす
「ええ…、お母さまは害虫が一番お嫌いだから…」
お母さまが…
"嘘じゃないだろうね"
"はい"
私のせいだ
あのとき
ちゃんと逃がしていれば。

