「そんなん瑛梨奈が僕と離れたくないからに
決まってんじゃん?」

誰かにhelpを求めてたけど
あんたには求めてないよ!?
しかもなに余計なことゆってんの!?

「は?まじ腹が立つ」

淕は握りこぶしをつくり
右手を振り上げ哲也を殴ろうとする

だけど

そんなこと


「…だめーーーーーーー!!!!!」

わたしは両手を広げ
ろくの方に振り返り
哲也を守るようにして立った

キュッ

わたしの目の前でろくの拳はとまった

「…っつ!?ごめん」

顔を歪ませ、苦しそうな顔をしたろくは
わたしたちの間を通り抜け
走り去っていった

「ちょっ!ろっくんまって!」

リスが止めるのもきかずに

淕ごめん
淕にあんな苦しい顔をさせたのはわたしだ…
ごめん