「げっ、伶斗!」

哲也はお兄ちゃんの顔を見て露骨に嫌そうな顔をした

「よぉ。哲也」

さっきまでの剣幕はなしに、ケロッと
お兄ちゃんは哲也の名を呼んだ

「っ、なんだよ!裏切り者!」

哲也は口で戦う

「…」

お兄ちゃんは黙り込む

「ほら、お兄ちゃん?」

私はお兄ちゃんをうながす

「あぁ、あの哲也」

「なんだよ」

「ごめん!」

お兄ちゃんは深く深く頭をさげた