続!クールプリンスはあたしの旦那




「俺はお前らしくていいと思うよ、諦めが悪いのは」


「それはどーも」


「そうだ」


「なに」


行く準備をしようと立ち上がると、祥が思いついたように言い出した。


「俺、藍佳ちゃんの居場所わかるよ?」


「実家じゃないのか」


「うん」