やっぱり、そのあとは意識してしまって。 ほんの少し。 藍佳にヤキモチを妬いてる自分がいた。 びっくりした。 「ご飯、作るね」 紛らわすためにも、その場から立ち上がってキッチンに行った。 颯汰さんもカウンターに座る。 「なんで、そんなにおもしろそうなの」 目の前の颯汰さんはすごく楽しそう。 「素直になってるから」