透を預けて、颯汰が運転する車に乗る。 「どこいくのー?」 「秘密」 なんだか、昨日からおかしい。 2人だけが良いとか。 秘密、とか。 なんかあったのかな…。 「ついた。おりて」 「あ、うん」 下りると、そこは大きなビルみたいなところ。 そこに2人で入ると、急に女の人があたしの前に来た。 「藍佳様はこちらです」