意地悪な幼なじみの君に恋をした




バタンとおもいっきりドアが開く。


髪がグシャグシャでピンクの部屋着姿の完全オフな彩葉。

これはこれで可愛い。


「えーっ…来るなら連絡一本ちょうだいよ!」

「ごめん、渡したい物あっただけだからさ」

「部屋あんまキレイじゃないけど、入って」

「ん。つーか物多すぎだろ」

「物じゃないもん!ぬいぐるみだし」


可愛すぎ。


部屋にはたくさんのぬいぐるみが。

見られてる気がして落ち着かないけど…。


「ねぇねぇ、郁理ありがとね。犯人見つけてくれたんだよね?」

「まぁ…見つけた。教科書返すわ」

「うん。ありがとう」


さて、どうする俺。