意地悪な幼なじみの君に恋をした




奏真はびっくりした表情をして、これからどうするか考えた。


「俺も協力するしっ!でも…どうすっかなぁ~」

「問題はどこで待機するか」

「男子トイレ?」

「えっ、大丈夫かよ」

「やってみないとわかんないからっ」


妙に張り切ってる奏真と、冷静に犯人を突き止めたい俺。

温度差ヤバいな…。


待つこと1時間。


部活動の生徒の声しか聞こえない。


「やっぱ簡単に出てこないか…」

「…お、おい!郁理、あれ……」


廊下に少し身を乗り出す郁理の後ろから 、顔を出すと…