意地悪な幼なじみの君に恋をした




放課後、学校の近くにある駅のカフェに美柚を連れてきた。

アンティークっぽい感じで、とてもオシャレなカフェ。


「へぇ~…告白、ね…」

「うん…。あんまり知らない男の子に告白されたの…」

「好きじゃないんでしょ?」

「その子のこと知らないから、感情もないってゆうか…」

「尚更断った方が良いじゃない!」

「ですよね~…」


バカなことに保留にしちゃったあたし。

なんてことしてんのよ…。


「まだ悩むようなら、郁理くんにも聞いてみたら?」

「ゆっ、郁理に?」