意地悪な幼なじみの君に恋をした




教室に担任が入って来て、卒業式の説明を受ける。

それから、一人一人に胸元に着ける花が配られた。


ピンクの花から垂れる白い布に「祝卒業」とゆう文字。


花を着けてからは、もう卒業式会場に向かって入場した。


たくさんの保護者の中に、あたしのお父さんとお母さんも来てるはず。


人多すぎて分かんないね。


退場が迫るにつれて女の子が何人も泣き出してしまう。

もちろん、あたしもその中の一人。


郁理と付き合いだして…

文化祭で作詞のサプライズしてくれて、

郁理と付き合ってると、女の子からのひがみでツラい時もあったっけ。