意地悪な幼なじみの君に恋をした




寒いのか繋ぐ手に力が入る。


「寒い?」

「ううん。寒くない」

「そっ。……彩葉こっち来い」

「なんで?」

「車道側は危ないし」

「ふふっ…優しい」


寒いのか照れてんのか、顔を赤くしてる。


可愛い…今すぐ食っちゃいたい。


「ねぇ、郁理…覚えてる?指輪」

「指輪?」


彩葉がブレスレットを眺めながら、俺に言う。

指輪ってなんだ…?