「行く…行きます!」 「機嫌直った。行くか」 「うん!」 もう一度繋ぎ直した手。 あたしの歩幅に合わせて歩いてくれる郁理の優しさが好き。 「つーかどこ行く?」 「駅とかぁ~…ショッピングモールかぁ~…どこ行きたい?」 「彩葉の行きたいとこでいい」 「えー…じゃあ…」 あたしの行きたいとこ… あたしが郁理の手を引っ張って着いた場所は…