意地悪な幼なじみの君に恋をした




あたしやっぱ男の子苦手だ…。

美柚は話を終えて、あたしのとこに戻って来てくれる。


「ハルみたいなチャラいの苦手でしょ?」

「なんでわかるの!?」

「やっぱり~!でも悪いやつじゃないよ。女の子と付き合っても一途だし」

「そっ、そっか」


美柚の友達なら悪い人ではないと思う。

だけど、もう関わることないよね…きっと。


楽しい時間もすぐ過ぎて修学旅行一日目は終わってしまった。

あと三日あるから、まだ好きなことはできる。


夜は美柚や同室の女の子達と楽しく話して、早めに眠りについた。