意地悪な幼なじみの君に恋をした




夕日が傾いてきた時、レトロな雑貨屋さんに入って珍しい雑貨を見ていると美柚が男の子に話しかけられた。


「美柚…か?」

「ん…?…もしかしてハル!?」

「うわぁ!やっぱ美柚やっ!しばらくぶりやなぁ!」

「ハルのチャラい度が増してんじゃん!」


ハルと呼ばれる男の子と目が合った。

背高い…。

キャラメル色の髪が目立つし、左耳にピアスまで開けてる。


「美柚、この子は?」

「あたしの親友の彩葉!」

「あ…えっとぉ…」

「このチャラいのはあたしの中学ん時の同級生だよっ。秋月陽椰(アキツキハルヤ)ってゆーから」

「彩葉ちゃんってめっちゃかわええなっ!」

「そっ、そりゃどうも…」


こうゆうチャラい感じの男の子は苦手なんだよね…。


美柚はあと他数人の男の子と話してる。