俺が風呂からあがると、ベッドの上に体育座りしてテレビをジーッと見てる彩葉。
可愛いじゃん。
緊張してるんだろ、きっと。
「いーろは」
「はっ!は、はいっ!?」
「どしたの、そんな慌てて」
「別になんでもない…」
「あっそ。じゃあ食っても問題ねーな?」
「はぁ!?」
ベッドに押し倒して、暴れてくる彩葉は無視。
つーか俺にしたら嬉しいんだけど…。
どれだけこの瞬間待ってたか、彩葉にはわかんないしょ?
「ちょっ、郁理……電気消して…明るいのヤダ」
「今日はいいけど2回目はダメー」
「なによそれ~…」
電気を消しに行って、またベッドに戻り彩葉にキスをする。

