意地悪な幼なじみの君に恋をした




ちょっと…言い過ぎた?


「彩葉…?」

「ん?なに?」

「…わりぃ、言い過ぎた」

「別に気にしてないよ。あたしも言い過ぎてると思うし…」

「迷惑かけてるしさ、俺」

「なんか郁理じゃない!らしくないよ!」


彩葉は目尻を指で押さえながら爆笑。


こうゆう明るいとことか、モテそうなのになコイツ。

笑ってる顔も悪くないと思う。


「ん、はい。俺の反省の気持ち」

「え…くれるの!?」

「彩葉に買ったからな」

「ありがとう郁理!」


鞄からさっき自販機で買ったジュース…

苺ミルクを彩葉に渡す。