意地悪な幼なじみの君に恋をした




一人で歩く帰り道は、びっくりするほど物静かでなにか物足りない。


気づけば彩葉は俺の中で、すっげーおっきな存在になってんだ。


ヤバいな…俺。


つまらない帰りを過ごして、家に帰る。


家に帰って考えるのはもちろんテスト結果と…彩葉のこと。


数学の点数が高ければ…彩葉を好きにできる。


だけど、彩葉を傷つけたくねぇから大事にしてあげなきゃだし。


まぁまずテスト結果次第。


明日が楽しみだなぁ~。