意地悪な幼なじみの君に恋をした




【郁理side】



今日は彩葉んちで勉強中。

ぬいぐるみに囲まれた中でよく勉強できるよな…。


集中力が限界に達した俺は休憩を挟むことにした。


特に何も会話もなくひたすらボケーッとする。


俺の右隣にいる彩葉を見るとボケーッとしたアホ面して上を向いてる。

このアホ面も、もちろん可愛い彩葉も俺しか知らないんだろーな。


なんかすっげーいい気分。


「なぁ彩葉」

「ん~」

「襲っていい?」

「ダメに決まってんじゃん!」


随分俺のこと勿体ぶるよな、彩葉って。