太陽がまぶしくて、思わず目をつむった。 「俺んこと、嫌いか?」 タイミングが悪かった。 向かい合ってすぐ、目なんか瞑ったから。 尋ねる彼は、眉間に薄くシワをよせて、寂しそうな顔だった。 だけど、否定しないのは、なんとなく私も寂しくなったから。 太陽と彼の方を向いたまま、どうしたらいいんだろうって顔をしてやった。 私が、確信犯なのか。 彼が、気づいていたのか。