携帯をポケットにしまい、「ふぅ~」と一息つき少し重たい荷物を持ち、それからいろんな人に道を尋ねはじめた。 それから歩き回ること20分程経過して、それらしき住宅街に着いた。 ――――― ―――――――― ―――――――――――― 「やっとここまできた…。」 ホッと一息ついてメモを頼りに少しずつ進んでいると… 「…あれ?道が二つある。」 メモには『真っ直ぐ』と書いてあり、どちらに進んでいいのかと道の真ん中で首を傾げていると…