「3組行こう」 戸惑う佑衣ちゃんを無視して私は急いで3組に行った。 「・・・いる?」 3組に着いて教室の中をみる。風香はいないみたいだな。 「・・・2列目の3番目」 佑衣ちゃんは小さな声で呟いた。 やっぱりかいくんじゃない。誰だろ。 「・・・誰か呼んだらいい?」 私たちが教室を覗いていると後ろから声がした。振り向くとそこにはかいくんが立ってた。 ドキン。 初めてかいくんと目が合った。