はぁー。 疲れた。 バイトから帰った私はソファーに寝転んだ。 「美玲、いつになったらちゃんとした仕事に就くの?」 寝転ぶ私に母が尋ねる。 何も答えない私。 「もう。いつまでも夢見てられないんだからね!」 怒って母が台所に戻って行く。 母と顔を合わせれば、 決まって同じやり取りになる。 ...私だって、分かってるよ だけど、まだ夢を追いかけたいから...