「そんな勢いよく立ったら、危ないですってー」 裕也が忠告するも、なつこの体はグラリと傾きその場にしゃがみこんでしまった。 “なにやってんだ、あたし”と、立とうとするもいつもより飲み過ぎたせいか、なかなか立てずにいた。