「大丈夫じゃない?」


彩花を見てニコリと笑った。


「本当ですかぁ?良かったぁ!昨日彼がなかなか寝かせてくれなくってぇ」


彩花はチラリと秀二に目をやった。


あー、もうなんなのよ!!


こいつは何がしたいわけ。


ドロ沼になるのがお望みか!?


「あっそう。仕事ミスしないようにね」


彩花の顔を見ることなく冷たく言い放った。


「………っ」


なつこの態度があまりに冷たく、彩花の顔は思いっきり歪んだ。